プロフィール

「3つの立場を知る」ひとり税理士です。

一瀬 直

いちのせ なお

出身地 東京都杉並区

保有資格 税理士 / FP技能士1級

家族 妻・長男(東京都府中市在住)

趣味 筋トレ(BIG3)・サウナ・RPGゲーム・読書

経歴

2009年

国税局・税務署 入局

国税局・税務署に入局。主に法人課税部門に配属され、税務調査・内部事務に従事。国税庁法人課税課・東京国税局調査部調査審理課・税務署法人審理担当・調査担当などを経験。

2021年

FP技能士1級 取得

在職中にファイナンシャルプランナー1級を取得。税務知識に加え、金融・保険・年金などマネー全般にわたる視点でお客様をサポートできる体制を整える。

2025年

一瀬直税理士事務所 独立開業

2025年10月、東京都府中市にて独立開業。「税理士=堅い・怖い」というイメージを壊し、いつでも気軽にご相談いただける事務所を目指す。元国税調査官としての経験を活かし、特に税務調査対応や中小企業・フリーランスの方へのサポートに力を入れる。

私の原点:3つの立場を歩いて

「税務調査を受ける家族」「調査する側の調査官」「中立で支える税理士」――。
私はこの3つの立場を、人生の節目ごとに歩いてきました。
だからこそ、お客さまの不安の本当の温度がわかると思っています。

🏠 立場①:調査を受ける家族として

小学校4年生のある日、学校から帰ると、自宅のダイニングに見慣れない黒スーツの男性が2人座っていました。父が経営する音楽興行・イベント企画の会社に、無予告の現況調査が入っていたのです。

その日、父はゴルフに出ていて不在。税務署の方は自宅と事務所の2か所に張っていましたが、夕方になり「我々が長居したら奥さまにもご迷惑でしょうから」と、自宅は引き上げていきました。母はお茶うけにケーキを差し出していましたが、あとから「あんまり感じの良い2人ではなかった」とこぼしていたのを覚えています。

「税務署」という存在を、子どもの頃に肌で感じた最初の出来事でした。家族のあの日の空気感は、いまでも鮮明に思い出せます。

🏛 立場②:調査する側・内部から審理する側として

2009年に国税局・税務署に入局し、16年、法人課税部門で勤務しました。中でも、東京国税局調査部での審理担当時代に手がけた大手企業の重要な法令解釈案件は、とりわけ印象に残っています。

会社側と当局で見解が分かれ、最終的に最高裁まで進みました。判決が出たのは、私が国税の職場を去る最後の事務年度。長く担当した案件を、当局として最後まで見届けることができたのは、調査官人生の中でもとても重みのある経験でした。

ここで実感したのは、「税務署は相手を困らせるために来ているのではない」ということです。本来は、事実と証拠を一つずつ積み上げて、申告内容の正しさを確認するための作業です。

💼 立場③:ひとり税理士として、両者の橋渡しをする

「このまま国税の職場にいても、なんとなくワクワクしないな」――。あるとき、ふとそう思いました。

数多くの事業主さまを見てきた立場から、自分自身も事業をやってみたい。手元には、国税で培った知識経験と、税理士資格がある。人さまへの貢献を通じて、感謝され、対価をいただき、生きていきたい。そんな思いが重なり、独立を決意しました。

すぐに結果を求めすぎず、長い目で見ながら、自分なりに精一杯やってみよう。

そう自分に言い聞かせて踏み出した道です。

家族の側から見た景色、調査官の側から見た景色。今は、その両方を知る税理士として、お客さまの不安の本当の温度を理解しながら、伴走させていただいています。

元国税だからこそ、できること

🔍 税務署側の考え方がわかる

内部審理業務・調査審理・修正申告分析など、税務署側の考え方・判断基準を熟知して対応できます。「調査官はここを見る」という視点でのアドバイスは、元国税の税理士ならではのものです。

📣 調査対応は弱気にならなくていい

元調査官という立場から、調査官が何を確認しているのか、なぜその質問をするのかが読み取れます。資料準備から立会い中の対応まで、一貫してサポートします。

🤝 何でも話せる信頼関係

ひとり事務所だからこそ、担当者が途中で変わることはありません。最初から最後まで私が対応します。「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮せず、何でも気軽に話せる雰囲気を大切にしています。

大切にしていること

私が日々の仕事で特に大切にしているのは、次の3つです。

⚡ 即レス、フットワーク軽く

お問い合わせには、可能な限り素早く返信します。動きが遅いことで失う商機・対応の余地は、思いのほか大きいからです。

💻 ICTを使い倒す

クラウド会計、チャットツール、オンライン会議。元国税OBの中では珍しいくらい、ITツールを業務に取り入れています。お客さま側の手間を最小限にしながら、レスポンスの速さを実現しています。

🗣 何でも話せる雰囲気

「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮されてしまうのが一番もったいないことです。雑談半分のようなご相談からも、課題の芽を一緒に見つけたいと思っています。

3つの立場から見える、誤解されがちなこと

3つの立場を歩いてきたからこそ、よく見える「世間の誤解」があります。

🏠 「調査が来た=もう脱税扱い」ではありません

税務調査は「不正の決め打ち」だけで来るわけではありません。申告内容の確認、計上時期の確認、経費の線引きの確認など、事実関係の点検として行われる面が大きいのが実態です。

🏛 「調査官は困らせるために来る」のではありません

外から見ると、厳しく問いただす役に見えやすいですが、調査官の仕事は感情で責めることではなく、事実と証拠を積み上げる確認作業です。もちろん対応の仕方には個人差がありますが、業務の筋としては「嫌がらせ」ではなく「確認」です。

💼 「税理士は数字に強ければOK」ではありません

数字や税法の知識は前提にすぎません。実務では、資料を集めてもらう力、相手の話を整理する力、期限管理、感情が荒れている場面でも話を前に進める力のほうが、仕事全体ではずっと重要です。

私のこと

16年、国税の世界で働いた中で強く感じたのは、「もっと早く相談できていれば防げた問題が、本当に多い」ということでした。

問題が大きくなってからでは打てる手が限られます。一方で、初期段階で気軽に相談していただければ、余計な不安・手間・思わぬ損失を防ぎやすくなります。だからこそ私は、「何かあってから相談する相手」ではなく「何も起きていない段階でも相談できる相手」でありたいと思っています。

元国税職員で、退職後に小金井市の公務員宿舎から、妻の実家がある府中市へ引っ越してきました。2025年10月には、自宅兼事務所というかたちで税理士事務所を開業し、現在は府中を拠点に仕事をしています。

趣味は筋トレで、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトのいわゆる「BIG3」に取り組んでおり、東京都パワーリフティング大会にも出場しています。ほかに、サウナやゲームも好きで、特にRPGをよく遊びます。中でも『ドラゴンクエストX』は、妻に誘われて始めました。

2026年3月に長男が生まれ、現在は自宅兼事務所で、育児と仕事の両立に日々取り組んでいます。平日は事務所で仕事をし、週末は妻と長男と近所を散歩したり、図書館やサウナに出かけたりして過ごしています。府中への転居と開業をきっかけに、この街が仕事と暮らしの拠点になりました。

まずはお気軽にご相談ください

初回のご相談は無料。「こんなこと聞いていいのかな?」も大歓迎です。